旅を続ける
見栄や虚飾をいっさい剥ぎ取った本質だけを要求される旅を続ける
旅の中にある夢を
朝の静粛な空気は知っている
木漏れ日に揺れる道が
やすらぎの中に隠された強さを思い出させてくれる
茜色に輝く光と風が
生き方を教えてくれることもある
人の心は無となり
空気や岩や土と一体化してゆく
そこには何か大きなものに触れてしまった
自分がいるに違いない
時のうねりを超越し
自然に対して臆病なほど謙虚になった
自分がいるに違いない
地上からあふれる光が
地上のあらゆるものを浮かび上がらせていく
そんな光の中眠っていた心と体が
旅に向かって動き始める
豊かな心豊かな時間を見つけるために
それぞれのやり方で
それぞれの旅を・・・

